2018年1月14日日曜日

お年玉

2018年1月。今年第一回目の授業があった。生徒は男の子と女の子の二人。How much "otoshidama" did you get? と聞いてみた。
二人とも嬉しそうに「これだけもらった!!」と答えるはずだったが。。。

返ってきた答えは二人とも "I don't know. 知らなーい”だった。お年玉の袋の中を見ていないのだ。私の子ども達(今20代)は、お年玉をもらうとすぐに開けて、「~円もらった~!」と大喜びしていたものだ。もちろん私が子どものときもそうだった。
お年玉の中味を見ないなんて本当だろうか。母親と父親に加えて、母方と父方のおじいちゃんおばあちゃんが二人ずつ、合計シックス・ポケットも持っている子ども達も多く、ほしい物があったらそのうちの誰かが買ってくれるという話しも聞く。それにしても、今年の初びっくりのできごとだった。

2016年8月29日月曜日

2016年夏期演習が終了しました

5週間にわたる夏期演習が終了しました。プリント数十枚、数百枚、あるいは英検過去問数年分など、個々の目標に向かって1枚でも多く、1問でも多く解く姿が見られました。演習のはじめには「こんなに沢山できるかな?」と不安げな生徒もいましたが、着々とかなりの量をこなすことができました。プリントを増量した子もいます!

ある高校生は文法復習プリント、次に英検対策プリント、最後に英検過去問へと、ひと夏でステップアップしていきました。お昼過ぎから夕方まで、TOEICのリスニング問題を3回分も解いた生徒もいます。量をこなすことで耳が慣れていったようです。それにしても、45分×3=135分ですから、素晴らしい集中力ですね。

戸外の部活動で、日に日に日焼けしていった中学生もいます。まとまった時間がとれる夏休みを活かし、勉強だけでなく様々な活動を通じて成長していく様子がうかがえました。

8月末となり、暑さもやわらいできました。夜はぐっすり眠って、英気を養い、2学期も頑張りましょう。

2016年8月19日金曜日

2016年の夏期演習

この夏も夏期演習を実施しています。約1ヶ月の夏休みを通して、量をこなすことで学習内容の定着を図ります。

今年は午後1時から9時までに時間帯を変えたところ、部活の後に夕方から来る生徒も出てきました。時には眠い目をこすりつつ、英検などの目標に向かって努力を怠りません。
演習プリントが400枚余りもある生徒は、お昼から夕方までの数時間、黙々とこなしていました。だんだんスピードも上がってきています。類題を繰り返し解くことで、自分で間違いやすい箇所に気が付いたようです。
旅行先にプリントを持っていく子もいれば、毎日30分だけでも時間を作ってくる子もいます。日々の積み重ねが大切ですものね。

ツクツクボウシが夏の終わりを告げる今日この頃、演習もラストスパートです。目標枚数の達成に向けて、もうひとふんばりしましょう。

2016年6月9日木曜日

フォニックスの力

フォニックスという言葉を御存知ですか。
フォニックスPhonics)とは、英語のアルファベットの文字と音の間の規則性を学んで、単語のスペルをみれば、音の組み合わせからその単語が発音できるようになる方法です(もちろん例外も多いので、何でも発音できるようになるということではありません)。

英学塾では、小学校時代に英語をするなら、フォニックスをやるといいなと考え、小学校6年生を対象にヘッドスタートコースとして、フォニックスを丁寧に教えています。

去年フォニックスをヘッドスタートとして6年生で学び、この春から中1生になったK君。フォニックスをまったくやっていない他の中1生とある顕著な違いがでてきたのです。知らない単語でもほぼ発音できるというのが、フォニックスの良さですが、それに加えて、私たちが思いもよらなかったフォニックスの効能があったのです。

フォニックスとは、アルファベット文字を見て、それを音に変えようという方法です。だから、丁寧に単語を見るということを、K君は知らないうちに身につけていました。すると何が起こるかというと、単語の見間違えをしないということです。

実は英単語には似ている単語がたくさんあります。invest, invent, invite,
またdifficult, differentなど、試験の急いでいる時など、子供たちはよく読み間違えます。そしてポカミスをします。けれどもフォニックスをしていると、丁寧にきちんと単語を見るという習慣が知らず知らうのうちについているので、読み間違えをしません。

さらに、きちんと英語を発音しようとする気持ちが無意識に働くので、アクセントやイントネーションも正しく覚えていきます。リスニングでもスピーキングでも、アクセントやイントネーションはとても大事なコミュニケーション要素です。

小学校で必須になる英語の授業。その時にフォニックスをきちんと教えてくれたらと、切に願っています。

「英語」は熱いうちに打とう!英学塾の願いです

鉄は熱いうちに打てという諺にある通り、英語もできるだけ若いうちにうつことが大事です。といっても、幼児期や小学校のうちにということではありません。英語は中学に入ってからで十分。ただ、中学校期にきちんと勉強してほしいと、心から願います。というのも・・・

たくさんの大学受験生を抱えた昨年度は、12月~3月にかけて、怒涛のような日々が過ぎていきました。入試結果に泣いたり笑ったり。でもみんなが、「大学でも頑張ろう!」という前向きな気持ちで、歩を進めてくれたことが、とても嬉しい春となりました。そしてやっぱり今年も思ったことは・・・中学校時代の英語が受験には大きく影響する!ということでした。

忙しいままあっという間に過ぎてしまう中学3年間。大学受験を意識し始めるのは高校1年生の最後、二年生の夏くらいでしょうか。そのときまでに基本的な英語がどれだけ身についているかが勝負の分かれ目です。それさえあれば、受験用の勉強は、高2からでも全然大丈夫。基礎的な英語の文法力、基礎的な語彙力、つまり中学時代の英語力という堅牢な土台が築かれさえしていれば、そこにはしっかりとした建物が建ちます。

大事なことは、中学校時代の平易な単語の時点で、英語の文の構造をしっかりと身につけることです。それがあれば高校になって難解な単語や熟語がでてきても、文の構造に当てはめていくことができ、文章を理解することができます。実はこれは私たちが母国語を覚えていくプロセスと同じです。幼児はみんな簡単な単語しか知りません。けれども、文章の構造はきちんとわかっているので、簡単な単語を組み合わせて、ちゃんとした文章を作りますし、大人の話す文章も理解できます。そして年齢が上がるにつれ、難しい言葉や表現を覚えて、その文章の構造にあてはめていきます。

去年の受験生のなかに、高校2年生になってから、「英語がまったくわからない」という駆け込み入塾生がいました。時間がないなか、中学一年の教科書から、とにかくすべてやり直し。高2の一学期、夏休み、2学期、そして冬、高3になる頃には、かなり力がついていました。無事、大学への進学を果たしたのは、中一からの教科書のやり直しを最後までやり通したからです。

中学生の親御さんからよく英検の相談を受けます。早く受験させたほうが
いいでしょうか、と。英学塾では英検の早期取得はお薦めしていません。きちんと力をつけながら、中学3年春に3級、中学3年冬に準二級、高校2年最後に二級。このペースで高得点で合格する。これが英学塾の目標です。(ただ高校入試の推薦などで準2級が必要な場合は、高3の秋にほどよい点で合格!もありです。)

英語は熱いうちにうつ。そのための手助けをしていきたいと、日々過ごしています。

2015年11月9日月曜日

スピーキングの上達法

世界的に活躍しているジャズトランぺッターのレクチャーを聞きに行きました。もちろん演奏も楽しみでしたが、いろんな話も魅力の一つ。そんななかに、トランペットを学んでいる人へのアドバイスがありました。それが、英学塾がスピーキングの練習に日頃感じていることと同じことだったので、ぜひシェアしたいと思います。

そのトランぺッターが言うには、「ふつう練習時には、まず譜面を見てそれを演奏します。練習だから間違えます。それでまたトライする、また間違えます。何度も何度も間違えて、練習を繰り返して、最後にやっとうまく演奏できるようになります。これがまずいんです。」
何が良くないかというと、「練習時間の大半を、自分の間違った演奏を聴くことに費やしていることになります。その間違った演奏が耳に残り、手の感触に残り、記憶に残ってしまうのです」。
「練習時は、間違って演奏しないように、一音ずつでいいから、ゆっくりと丁寧に音を出す。ゆっくりゆっくりから、少しずつ早く。次第にスピードアップし、最後に必要な速さで、間違えずに演奏する。それがベストです」と。

英会話の学習がなかなか効果に結びつかない理由の一つは、「英会話をすると、学習者はまちがった英語を常に口から発していることになるから、それが反対に身についてしまうから」、という思いが英学塾にはありました。だから英学塾では、英会話をしたい人にも、英語学習者には誰にでも、とにかく音読、シャドーイングを勧めます。

中高生には、毎日音読して、それをメールで塾に送信するように言っています。やる生徒とやらない生徒がいますが、毎日5分でも10分でも、やってくる生徒の力は必ず伸びてきます。

以前、通訳者養成講座で講師をしていたときに、会話練習は一切しませんでした。ひたすら音読とシャドーイングです(日本語さえも音読とシャドーイングをしていました)。英会話の練習はなくても、通訳者はみんな英会話の達人です。

正しい英語を、ひたすら口から発すること。これがスピーキングへの最短距離。でもまさか、それがトランペットの練習でも同じだったなんて。嬉しいレクチャーでのひと時となりました。

大学入試編:AO入試合格STORY

英学塾は「オーダーメイドカリキュラム」を謳っている個別指導塾。
塾生も多様なら、教えている内容も、おそらく他のどの塾よりも多様だと思います。10月にAO入試「合格」を果たしたOさんもそんなケースでした。

入塾はちょうど一年前の高2の秋。大学入試を目指してではなく、専門学校に進学予定だけど、将来海外にも行けるように、少しは英語の基礎をつけておきたいという希望でした。勉強を始めると、本当に中一からまったく英語をしていなかったことがわかりました。ということで、やればやるほど、学校の成績が急上昇。
まずは学校の先生が???、本人も???、そして英学塾でも???。彼女に本当に適した進路は何だろう?

少し大学進学が視野に入ってきたのがこの春。「人を笑顔にするのが大好き」というOさんは、本人も底抜けに明るく、前向きです。
いろんな大学のオープンキャンパスに行き、「行きたい大学がみつかった」「AO入試でチャレンジする!」と夏休み前に宣言しました。夏休みは書類審査で提出する小論文の特訓が高校であったようです。もちろん、英学塾は英語の塾なので、小論文は教えていません。塾では英語を勉強しながらも、話す内容は小論文のことばかり。8月末になって、「小論文ができたー!」と報告を受けました。
「どんなのが書けたの?見せて?」と言って見せてもらったところから、Oさんと塾の挑戦が始まりました。
担任講師が、どうしてもそのできあがった小論文に納得がいかなかったのです。確かにきちんと書けているけれど、Oさんらしさはどこにもないような気がしたのです。この小論文なら、資料を読んで調べれば、Oさんじゃなくても誰にでも書けるよ。あなたらしさは、どこにあるの?
高校の先生にOKをもらったものに、小論文の専門でもない塾講師が「やり直したほうがいい!これじゃ、落ちる!」と断言してしまったものだから、大変です。高校の先生は「そこまで塾の先生が言うなら、塾で面倒みてもらうように」と(当然ですね)。Oさんは、「これじゃ本当にダメなんですか?」と言い続けるも、講師は「だめ!」と言い続け・・・。

そこから、Oさんの頑張りが始まりました。毎日のように塾にやってきて、小論文の課題に対してOさんが本当は何をどう考えたのか、講師と話し合いました。そして書き直し。その書き直したものをたたき台に、また話し合い。これを何度繰り返したことでしょう。「もういやだ」とOさんが何度も言うのを、「受験生はみんな今必死で頑張ってる。大学に行くなら、頑張るしかない!」となだめたりすかしたり。
すでに社会人になっている英学塾OB生に、ここまでやる必要あるのかなと相談したら、「その高校生が、今本当に専門学校ではなく大学に行きたいと思っているなら、それは人生を変える大きなこと。とことんまでやるべきだと思う」と。
私たちも腹をくくり、Oさんも腹をくくり。そして、書類提出前夜に、やっと彼女にしか書けない、彼女自身の小論文が出来上がりました。
そして得た結果が「合格!」。
二次試験の面接はその小論文についてのプレゼンでした。自分自身の考え抜いた内容だから、言うべき内容には迷いがありません。メモを見て言うことができないため、すべてきちんと頭に叩き込み、試験日を迎えました。そして「合格!」。大学入学が決まった瞬間です。
これまで、こんなに必死に取り組んだことはなかったというOさん。
「真剣に取り組めさえすれば、出来るんだ」という自信が、きっとこれからの人生に大きな意味を持つと思います。
大学受験は厳しいけれど、自ら目標を定め、自らの力で道を切り拓いていくという、貴重な体験です。
とことんまで塾生を信じて、応援していこうという気持ちが何よりも大事なのだと、私たちに教えてくれたOさんのAO入試体験でした。
本当におめでとうーーーー!!